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高齢者の健康維持に!効果的なおやつの選び方

高齢者の健康維持に!効果的なおやつの選び方

何気なく好みで選んでいる毎日のおやつ、食事とは別の楽しみや心の癒しになっている方も多いと思います。もちろんおやつの楽しみは維持しつつ、選び方を意識することで一日の栄養バランスが整いより健康的に過ごせる方法をお伝えします。

目次
おやつ=甘いものではなはい!?間食という考え方 高齢者に不足しがちな栄養素とは? どんなものがよい?間食の選び方 簡単!美味しい♪手作りおやつ

おやつ=甘いものではなはい!?間食という考え方

高齢者のおやつ、といえばどのようなものを思い浮かべますか?私の周りにはあんこを使った和菓子に目がない、という方が多いような気がします。おやつを、食の楽しみだけで選ぶのではなく、「不足しがちな栄養を補いながら楽しむ」間食(食事と食事の間に食べるもの)と捉えてみると、食の楽しみ+栄養バランスを整える、効果的なものになります。

例えば保育園で提供されるおやつは、一回の食事でたくさん食べられない乳幼児の「補食(食事を補うもの)」という位置づけで、おにぎりやスティック野菜、麺類なども提供されることもあります。栄養が不足しがちな高齢者の方も同じような考え方で、間食を選んでみてはいかがでしょうか。

高齢者に不足しがちな栄養素とは?

高齢になると、一回の食事でたくさん食べられなかったり脂っぽいものが食べられない、また噛む力が弱くなり食べられるものが限られる、消化吸収能力が弱まるなど様々な原因で必要なエネルギーや栄養素が不足しがちになります。
また噛む力が弱くなると噛み切りにくい肉や繊維質の野菜の摂取量が減り、食べやすいごはんやパン、芋類などの炭水化物の割合が多くなりがちになり、たんぱく質、ビタミン、ミネラル類、食物繊維が不足しやすくなります。

さらに加齢による味覚の衰えにより味を感じにくくなる傾向がありますが、甘味の感覚は残ることが多く甘いものを好み糖質過多になりがちです。まずはその方の普段の食事の傾向をみて、不足しているものを把握することが大切になります。

どんなものがよい?間食の選び方

肉や魚が不足しがちな方はたんぱく質を補うために、ヨーグルトやチーズなど。野菜があまり摂れなく食物繊維が不足しがちな方は、さつま芋、寒天を使ったもの。普段果物を食べる習慣のない方はビタミン補給のために果物や果汁の入ったゼリーなど。全体的にエネルギーが不足している方は高脂肪のアイスクリームなどを選ぶと良いでしょう。

また、噛む力や飲み込む力が弱い方は、食べやすい形状にも配慮が必要です。
パンやカステラは軟らかいから大丈夫と思われがちですが、口の中の水分が取られて団子状になりのどに詰まりやすくなる場合もありますのでご注意ください。

簡単!美味しい♪手作りおやつ

市販のおやつも良いですが、たまには手作りも楽しんでみませんか?

●さつま芋の水切りヨーグルトサラダ

さつまいもの水切りヨーグルトサラダ

あらかじめヨーグルトを水切りしておけばあとは簡単!ここではちりめんじゃこを入れていますが、ドライフルーツ等を加えてスイーツアレンジも楽しめます。

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●豆乳かんの小豆ソース添え

豆乳かんの小豆ソース添え

小豆ソースをフルーツのソースにしたり、オリジナルの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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※当コラムは、ご利用者の健康状態や医療の必要性に言及したものではありません。また、当社は、情報自身について、その内容の真偽、適格性、正確性について保証や責任を負うものではありません

若子みな美

管理栄養士小林千晴

野菜ソムリエプロ/冷凍生活アドバイザー/介護支援専門員

病院、高齢者施設で献立作成、栄養管理業務に従事。その後フリーランスとして訪問栄養指導、介護予防教室講師、特定保健指導、クリニックでの栄養指導、レシピ開発、野菜料理教室、こども料理教室の主宰などを経験。その後、気軽に食事のことを相談できる街の中にいる管理栄養士を目指して、地域密着型の介護事業所にて地域の方への食支援に向けて活動している。

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